食べ物に気を配る
年々、少食になっていく両親を見ていて思うのは、
「食べたいものを食べたいだけ食べたいときに食べれる健康な体がいい」
っていうことなんですね。
これって実は矛盾してて、食べたいものを食べたいだけ食べると不健康になる可能性もあるってことなんです。
だから、昔の人は「腹八分」っていう言葉を作りだしたんでしょうね。
でも、活性化させるためには、1ヶ月に1~2回の頻度で思い切り食べることも必要らしく、人間の体ってけっこう面倒にできてます。
しかも、過去には「1日30品目食べよう」と言われていたのが、今はもう言われなくなってたり。
科学が進歩するにつれて、何をどう食べればよいかがどんどんわかってきてるんですけど、それでも科学だけじゃ割り切れないってこともあるんですよね。
それが気持ちと環境。
一家団欒でわいわい楽しく食べる食事と、ひとり暗くて寒い場所で食べる食事。
同じものを食べたとしても栄養の摂取率は絶対に違うと思うんですよ。
なので、「どうやって食べるか」「どこで食べるか」「誰と食べるか」ということもすごく大きなポイントだと思います。
私はそういうことを考えていった結果、美容食材って「これを食べると美しくなる」と信じるパワーも作用してるんじゃないかって思うんですね。
もちろん、お肌に良い成分がしっかり配合されているのは当然で、そこにプラシーボ効果が加わるんじゃないかと。
例えば、ツバメの巣。
かなり昔から美容食材として知られていますけど、きっかけはこれを食べてすごくキレイになった一部の人達だと思うんですね。
その人達の体にバッチリハマったというか、その人達にとって不足していた栄養を補給できたというか。
それを見た別の人達が、あれだけキレイになったという結果を見て一気に広まっていったと思うんです。
でないと、崖の中腹にあるようなツバメの巣をわざわざとって食べることなんてないですもんね。
まぁ、ロケットと鉄以外はなんでも食べると言われる中国の人たちだから、ちょっと食べてみた的な感じなのかもしれないですけどね。
でも、そうやって一部の人達が圧倒的にキレイになったことで広まるのは、現代のクチコミとそっくりな構図です。
やっぱりビフォーアフターの差が大きければ大きいほど、信頼性は増すものですもんね。
ということで、私も食べ物に気を配りながら美しくなりたいと願うのです。